子どもたちを育てながら、
私は強く思うようになりました。
「全部を完璧に頑張らなくていいんだ」

得意なことも、苦手なこともある。
できる日もあれば、できない日もある。
それが、きっと「私らしさ」。
できないことを責めるより、
自分の「好き」を見つめてみたら、
毎日がほんの少しずつ、やさしくなっていきました。

紙とリボン、ラッピング──。
私の「好き」がくれた、私だけのリフレッシュ時間。
色を選び、手を動かしているうちに、
心も、頭も、自然と整っていく。
「自分の好き」を大切にすること。
それは、自分を大事にすることなんだって気づきました。
専業主婦として12年。
「働く」を選択せず社会からすっかり遠ざかっていた私。

子どもたちの未来を考えたとき、
「一緒にリアルな世界を歩いていきたい」
そんな想いが、私の心に芽生えました。
でも、怖かった。
不安でいっぱいでした。
子供のためにとがんばるけれど、自分に自信が持てなくなった時期がありました。

それでも、扉をそっと開けて、
ほんの少しだけ、外に出てみた。
少しずつ、少しずつ。
そうしたら、素敵な人や、奇跡みたいな瞬間に出逢え、少しずつ自分に自信を持てるようになっていきました。
私が笑顔になると、家族にも笑顔の連鎖が起きました。
2021年、
「ゆいといろ」として、活動をスタート。


「ゆいといろ」には、ふたつの想いを込めています。
ひとつは、結と色。
── 想いを結び、彩りを添える。
もうひとつは、結十色(ゆいといろ)。
── 結び方や結ぶ色はみんな違っていい。みんな違うからいい。
ひとりひとりの好きを、大切にしたいという想い。

「ゆいといろ」では、
・ひとりひとりの贈り手の想いやイメージに寄り添いながら、
「自分で包む」お手伝いを。
・手仕事やカラーを通して、
自分の想いと向き合う時間を。
・端材「タテ糸リボン」を使い、
ものづくりの新しい循環を大切に。
自分の好きを大切に、心穏やかに過ごすきっかけをお届けしています。

暮らしの中にgiftでhappyが
増えますように。

